白洲信哉 SHIRASU SHINYA OFFICIAL WEBSITE


平成25年5月27日(月)  |固定リンク

  「目の眼」9月号掲載予定の
“古美術 柳”にて
茂木健一郎氏

 月曜……と書いて、木曜から出ているので「あ、今日は帰るんだ」という感じ。京都へ行って「目の眼」次回茂木さんの頁やって、名古屋に移動してウエステインでの第二弾 伊勢谷さんと対談して、今度はなんしたんだっけ?という感じでいま箱根にいる。久方ぶりに福森さんとはなして、相変わらずを確認してほっとする。

 最近、翌日のぼっとしていることが多くて、茂木さんじゃないけど深酒しないほうがいいんじゃないかと思っている。つまり、酒をうまく飲むための工夫がいると気が付いた。ずっと「四時以降水分はとらない」ということでそれを実行していたけど、明夫が「年なのか」と呟いていて僕も実感したね。福森さんと同じだと思っていたらいけないんだね  きっと。彼はどんなに飲んでもいても翌日早くに起きて「めし 食べようか」と今日も電話があった。きっと血液がアルコールなんだと思う。京都ホテルのパーテイの料理を指示したとか、お前がうまいと言うからいったけど、まずかったぞと 味についての妥協がない。兎に角我が儘。僕なんて彼に比べたらおとなしいものだと言い聞かせている。これからイタリアンのシェフがきて、リゾットをつくるというけど、また何かやらかすのではないかと思って書いている。





平成25年5月18日(土)  |固定リンク

  キューバの
車たち

 へんな時間に眠たくなる。ポーとしているのはキューバに行ったかもしれない。

 連休明けてから、なんでこの国はギスギスしているんだろう。と思う。出る杭は、国民性かもしれないが、冷静な議論というものが苦手なんだろう。それに「歴史は繰り返す」と言われているのに、学習効果というものがないようだ。議論をするな、というのではない。「バブル」があって懲りたはずなのに、また同じことをしようとしていて、でもみかけは景気が良くなって(実態は変わっていないのに)皆嬉しそうである。堀江さんが出てきて「僕じゃないけど繰り返すから、誰かが儲かれば損する奴もいる」と。僕もその通りで、3.11という大災害があったくらいではへこたれてない。資本主義はそんなに居心地がいいのだろうか。

 首相の「世界に勝つ」だけど、そんな勝ち負けなのか?慰安婦のことについても、言う人も批判する人も言葉にセンス、愛情がない。親反ではなく、もっと交わり融合していかないものだろうか?男も女も国も民族も、自分さえ良ければいい、はずがない。ちょっと飛躍するかもしればいが、「除菌」なんて言うからどんどん身体が弱くなる。対応が、免疫が出来ないのと一緒で、雑草と同じで要らないものなんてないんじゃないかな。人は考える力をなくし、身体も人工的な食べ物で弱くなる。もっとしっかり生きたいものだ。

 今晩は上弦。 急がずゆっくり、流れが早いからといって、それにあわせるから大変なのだ。僕らだけの思想、立ち位置を明確に、他者を敬い、差は差で認識しつつ、排除をしてはダメだ。今日は時計の本を斜め読みしながら、日ノ影をみて一日を過ごす。聖は日知り、それが天照なんだ。


 


 


 


 





平成25年5月7日(火)  |固定リンク

  ヘミングウエイ
の愛した
海辺のレストラン

 充実した連休だった。まずは、お誘い頂いた高木さんに深謝である。見るもの、触れるもの、嗅ぐもの、音楽、文明、体制…刺激的で音楽と葉巻漬けの日々でした。僕は音楽に無知だけれども、こんなに感じたことはない。八十歳を過ぎた女性ヴォーカル。最初のトランペットも然りだが、声を聞くと言うより人生を語っているような、そんな一時間だった。キューバのバンドは(僕が聞いて限り)女性が一人年配の中に混ざったり、その逆であったり、同世代が組むのではなく老若男女いいバランスである。どこへ行っても(昼を食べても)生バンドがいなかったことはない。彼らはすべて国家公務員!どのくらいの数がいるのかと聞いたら、「国民の半分が音楽関係で残りは公安だ」と大雑把だがと教えてくれた。

 アントニオ古賀先生直伝の音楽と葉巻、彼と二人で歩いていると、スペイン語で話しかけられる。どちらも日本人には見えないようだ。僕は彼のように街に溶け込めないが、いつも感じる五感というのは、極々限られた部分が反応しているだけだと思う。先生に新しい世界を教えられる。最後の晩はアルカポネ定宿で、典型的なキューバ音楽を楽しんだ。毎夜違う種類の音楽に、ここでは踊りが加わる。音楽にあわせて踊りはじめる観客。欧州でみた社交ダンスとはまた違って、もっとリズミカル。同じ人間かと見とれていた。

 古賀先生が「お疲れでしょうが、早めに切り上げてこの近くの別のところに行きませんか?」どこまでも貪欲なかた。明日は四時起きなのにと思ったけど、こんなことがなければ体験出来ないと覚悟を決める。夜の街に人は少ないけど、ライブハウスは大盛況だ。キューバは治安など気になることがあったが、物価は安く純粋な人々は皆親切で、貧乏だが誇りのようなものが感じられる。ぼったくるような人や店はない。

 国家公務員は、衣食住 最低限の生活は保障されているが、外食や海外旅行など贅沢とは無縁である。バンドはCDやチップでわずかに稼げるが、お店の売り子など無縁な国民もいる。カストロ議長のご子息ですら、警備もつけず自らハンドルをにぎり仏車で何処へでも行く。かの国のように一部の権力者が贅沢をしている構図はここにはない。遠い国キューバは、世界でもっとも刺激的で安全な共産国家だ。残念だったのは、日本大使館の食事が一番美味かったことかな。(佐藤大使 ありがとうございました)よく呑み食べたけど、そちらのほうの思い出は少ない。でもそれはあまりに贅沢と言うものだろう。


  ヘミングウェイ
山荘の並木


  80歳の
おばあさんヴォーカル





平成25年5月1日(水) メーデー  |固定リンク

  バラデオ
デュポン別荘
2階バーより

 キューバのバラデオというリゾートにいる。ビーチの長さ28キロ!細長い半島にあり、米国のデユポンが建てた別荘で昼食。いまから80年以上前の建物は、青い海と砂浜が一体となって、風景に溶け込んでいる。せっかく素敵な見本があるのに、宿泊したホテルは正反対の感である。これは好みなので仕方がないが、僕はあのビュッフェというのが好きになれない。身も知らずの人の触ったスプーンなどで、食べ物を取りに行くからである。驚いたことには、葉巻の国なのに、食堂やバーは禁煙で、外でしかのめない。(僕は吸わないけど)これからこの国が観光立国としての道を歩むなら「葉巻と音楽」だろうと思う。世界の趨勢? そんなことどうでもいいじゃん。古きものが残って、数多のレストランに必ず生演奏があり、音と匂いで溢れた街。それを大事にして欲しい。

 ここへ来るまでは、中国や北朝のイメージでとらえていたけど、確かに貧しいのだが、誇りと自由がここにはある。独裁者?というイメージの議長ご子息とあって話をしたが、そんな空気はさらさらなく、護衛なんかもいなくて、恋人のような奥様と手をつないで帰っていった。ハバナの広場には100万もの人が集まり各地で記念日に祝杯をあげるが、海外の観光客にはあたたかく、観光客向けのところはすべて開いている。それがキューバなのである。

 今晩は波の音につつまれて寝るよ。


  マホガニーの建物が素晴らしい


  一階玄関より


  ラムで乾杯!





平成25年5月1日(水)  |固定リンク

 

目の眼」6月号が発売されました。





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