白洲信哉 SHIRASU SHINYA OFFICIAL WEBSITE


平成24年9月30日(日)  |固定リンク

 

 お彼岸がおわり中秋をむかえいよいよ秋本番である。昨晩は十四夜を満喫する。孟秋、中秋、季秋と秋の呼び名があるように、月見は十五夜だけではなく、十六夜や十八夜などをためらい月とか座って待つなど、毎日、月の名がある。昨晩は宵待月とか小望月という。豊かな表現だと思う。祖父ゆかりの場所に、引き継いだ「徳利と盃」をもちこんで、月の桂の美酒をのんでいた。十四代当主の増田さんが、「僕ここに来たことあるんです。小林先生はうちの遠い親戚なんですよ」と言う。知らなかった。立派な髭をたくわえた紳士の増田さん、現在12〜3種類のお酒をつくっている。新酒ができる頃、伏見での再会を約す。誰かが「月がでた」と言ってみんな一斉にそちらを向く。誰かが同じような場面にスイス人が混じっていて「今日の月はなにか変なのか?」と真顔に聞いたというけど、月見の風習がわれわれにはしみこんでいるんだ。

 はじめは雲がかかっておぼろ月だったが、ときには雲が切れ月明かりが芝生を照らす。だれかがブラームスのレコードをかける。なんだかすべてが混交してくる。アマテラス、スサノオと三兄弟の月読命。河合隼雄先生がなにもしない中空の構造とか書かれているが、月は僕らに呼応するように変幻自在な姿をみせてくれた。日本酒も種類があると飽きないんだね。いい感じになっていると滝沢さんが「明日入試があるんです」と。え、と思ったら息子さんのこと 面接があるんだという。そうか といってお開きに。身体はあまり酔わなかったけど、目と耳が感じ酔った晩 今朝は首がちょっと痛い。


 





平成24年9月7日(土)  |固定リンク

 

 すごいものが攻めてくるような異様な音で目覚めた。嘉手納から飛び立つ戦闘機の音だった。読谷は米軍が最初に上陸したところ、村の長老が「海が真っ黒だった」と話していたのが印象的だった。中韓などから戦争責任のニュースも聞かれることがあるが、ここではまだ戦後はおわっていない。「もはや戦後ではない」横柄な内地の人の発想である。「日本なんか見捨てて独立しちゃえばいい」僕の過激な言動に呆れ顔の人もいたけれど、地政学的にもこんなに可能性がある島はないんじゃないかと思う。基地の問題は根深いので一言では言えないが、基地の借地代金が十億を超える夫婦がいるというのだからかなり異常な関係で、基地返還を要求しながら、裏では「返さないで地代よろしく」というグループもあるという。原発の問題も基本的には同じ構造だが、中央政府をあてにすることなく、地域が自立していく国造りをはじめる時期なんだろう。茂木さんじゃないけど「偶有性の海」に飛び込んだらいい。保冷違反?に触れることもあるかもしれない。でも、国にまかせてもなにも進まないのだから、知事が先頭にたって米国と直接話し合ったらいいし、カジノや教育の特区などハードはいいからソフトに金を使ったらいいんじゃないかな。自由に使える交付税があるんでしょう?(3,000億!)反対運動だけではなんの生産性もない。がんばれ 沖縄!という思いでもどってくる。 十年ぶりに再会した大嶺實清さんにすすめられた海上がりの泡盛(写真)。最近は土が楽しくてかたちとかどうでもよくなってきた、と子どものような純な笑顔で、突然の珍客を迎えてくださる。周辺はかわってしまったが、先生はそのままでした。また十年後!?再会!

 明日は重陽の節供。形式にこだわることもないけど年中行事 そうした精神性は伝えていきたいな。


  座喜味グスク


  嘉手納基地と隣接する違法農地。緊急使用地なので農地ではなく、地代を貰いながら耕作を続け収益に対する税金の支払いもしない。裏と表 根っこはふかい。


 


  旅の道連れと
読谷の海


 





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